Kei’s Aha! ケイアハ

人の「やってみよう」を引き出せる人になりたいなあ

MENU

財務諸表の基礎を理解したい人!絶対楽しめる簿記会計の練習問題。

ようこそお越しくださいました、イトウケイです。

今回は、新入社員教育で私が使用した教材で、会計を考えます。

 

まだ、下記を読まれてない方は、下記から、ぜひお願い致します。

www.keiaha.com

会計や経理が超嫌いだが、勉強を始めなければならない人向けに。

まず、損益計算書の読み方から、前回記載しました。これは、手っ取り早く知りたいという意見があったため、即席で記載。

本来、簿記や仕訳を勉強するのに、損益計算書から始めるのは、全くもって不適切かつ間違えた方法。とにかく、貸借対照表、(財産目録等記録表と今は思ってください)から勉強すべき。

決算書を読めないと出世できないのか?

絶対に、出来ません。なぜなら、会社の成績表が、決算書や財務諸表と言われるものであり、その読み方をわからない人が、経営職をこなすことは出来ないから、という単純明快な理由。

f:id:KeiIto:20161003125325j:plain

このお題は、私が、新入社員教育時に使用した例です。小学生でも中学生でも、「簿記、会計、仕訳は、簡単に理解できる」ことを目指したもの。実際に、ペンと紙を使って、ぜひ考えてみてください。

それでは、スタート

時は16世紀、場所は、現在のイギリス。

ある日のこと、国で1,2を争う大金持ちのカルロスに呼ばれた、ルフィ。

ルフィよ、東の彼方のある国、インドという国に、魅惑のスパイスがあるらしい。

国王ルイ79世が、その魅惑のスパイス、胡椒とやらのとりこになっておる。とにかく、その胡椒とやらを望んでおり、金に糸目はつめないらしい。

 

そこでだ、ルフィよ。

貴殿みずから、船を用意し、船員を整え、はるばるインドまで航海し、胡椒とやらを手に入れ、国王に買っていただく、というのはどうだ。

命の保障は、無い。そこでだ、最終的にもうかった分の、半分はお前にやろう。それ以外は、わしの取り分だ。お前が帰ってこれない可能性のほうが格段に高いがな。

 

もちろんルフィは冒険家であり野心家、断る理由も無かった。

ルフイは、カルロスから1億ベリーを受け取った。(仕訳1)(注:ベリーは当時の通貨単位)

 

ルフィは、まずフランキーを訪れた。

フランキーは、国随一の船舶建造家だ。フランキーは、興奮しながら言った。

「話は分かった、あそこにあるあの船で耐えられるだろう、2週間だ、2週間で整備しよう。」

 

次は人員だ。私を入れて総勢6名としよう。

ルフィは、屈強な船員達、チョッパー等、総勢5名を集めた。

ルフィは言った。「今回の航海で命の保障は無い、ただし、今1,000万ベリーを各人に支払おうではないか。出発前に使うもよし、嫁さんに渡すもよし、だ」

手元には5,000万べりー。(仕訳2)

 

ルフィは、船のほかに、ロープと帆、そして食料を調達した。ロープと帆に1,000万ベリーを現金で支払った(仕訳3)。

 

食料は、800万ベリー、現金で支払った。(仕訳4)手元には、3,200万ベリー。

 

2週間後、ルフイは、フランキーを訪れた。手元には3,200万ベリーだ。ここで、驚くことがおきる。

4,000万ベリーと言われてしまうのだ。手元に3,200万ベリーしかない。しかも、200万ベリーは、インドで胡椒とやらを買う時に必要だろう。3,000万ベリーしか、今は払えない。

 

ルフィは、申し訳なさそうに、「3,200万ベリーしか手元に無いんだ。しかも、200万ベリーはどうしても現金でインドへ持っていかないといけないんだ。」

フランキーはぶち切れた、「カルロスが、お前の後ろ盾なんだろう、なぜベリーが不足するんだよ。」渡せないな。。。

 

ルフィ「すまん」でも、もうカルロスと約束しちまったたんだよ、1億ベリーでやりきると。

フランキー「駄目だ」

 

数日後、カルロスに事情を説明した。もう後には、あんたも俺も引けないんだよ、と。

カルロスはルフィに「話しは、分かった、500万べりーの追加だ」。(仕訳5)

 

手元には、3,700万ベリー。

 

ルフィは、それでも足りないのは承知で、フランキーに頼み込んだ。

フランキー「わかったよ、もう作っちまったもんは仕方がねえ、3,500万ベリーをよこせ。500万ベリーは貸しだ。お前達が無事に帰ってきた後だ。国王に、その胡椒とやらを売りつけた後だ。そのかわり、その時は600万ベリーよこせ、おれもいわば、お前に懸けるんだからな。100万ベリーは、いわゆる利子だ(仕訳6)

 

そして、無事、準備は整い、インドを目指したのだった。

3日後、沈没。

終わり。

 

ではない(笑)

片道、3ケ月。

無事、インドにたどり着く。手元の200万ベリーすべてを使いきり、胡椒2袋を手に入れた。(仕訳7)

 

そこから、さらに3ケ月、無事、イギリスへたどり着く。手元にあるのは、ぼろぼろの船とロープと帆、そして、2袋の胡椒だ。

 

ルフィは早速、国王ルイ79世のもとへ。「胡椒2袋にございます。」

 

国王は、大興奮、おおはしゃぎ。買取れ、すべて買取れー。金に糸目はつけなくて良いぞ。

国王は、ルフィに、1袋1億ベリー、合計2億ベリーでどうだと、言った。

ルフィ「文句なしだ」。ルフィは、2億べリーを受け取った。(仕訳8)

 

すぐに、フランキーが駆けつけた。「うわさは聞いた。ルフィよ、すごいじゃないか、さあ、早く金返せ」

ルフィは、約束の600万ベリーを支払った。(仕訳9)

 

フランキーは、付け加えた「あと、あのぼろぼろの船と帆とロープ一式を、400万ベリーで買取ろう。あの船はや帆は、見た目はぼろぼろだが、まだ使える部分はある。買取るぞ。捨てるよりは、ましだろう」

ルフィは、フランキーから、400万ベリーを受け取った。食料は残っていなかった。(仕訳10,11)

 

最後は、カルロスだ。もちろん、約束どおり。

ルフィは、儲けの半分を受け取った。残りはすべて、カルロスのものだ。(仕訳12)

 

さて、問題。

1.ルフィは、この航海の結果、いくら手にしたのでしょうか?

2.カルロスのこの投資は、金銭的には、成功した(儲かった)のでしょうか?そして、それはいくらでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

沈没(笑)は、冗談ですが、現実の世界のスタートアップでは、よくある話。

軌道にならず、倒産というやつ。今回は、仕訳の勉強なので、ご愛嬌で継続。

 

また、他のストーリーだが、例えば航海中に1人死んだ、や、国王がもう胡椒に飽きて買い取らなかった、等、いくらでも可能。

 

船員が死んだ時は、仕訳なし。従業員が資産ではない、とよく言われる論点。

 

国王が、買取拒否の場合は、棚卸資産損という科目を使う仕訳も可能。その時々の仕訳を考えるのも、また、いずれ勉強になります。しかし、今回は、複雑にしたくなかったので、比較的簡単な例としました。

 

答えは、のちほど。(未記載)