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【知】財務諸表の基礎の理解に!海賊王になる練習問題です、皆さんは解けますよね?

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この記事では、財務(会計)スキルの実践問題を紹介します。

財務スキルは、本やyoutubeで勉強したけど、本当にわかったのか? わかってるつもりだけではないのか? 実際、アウトプットで練習して理解レベルを確認してみたくなりますよね。

そんな理解度チェックを解決するのが、このルフィの航海問題です。この練習問題で、財務スキルの理解度が、完璧にチェック出来ますよ。 

財務スキル別の進め方

さて、このお題は、私が、社員教育時に実際に使用したものです。

小学生でも中学生でも、「簿記、会計、仕訳は、簡単に理解できる」ことを目指したものです。実際に、ペンと紙を使って、考えてみてください。 

会計の基礎知識をお持ちの方や少しでも勉強した方

どんどん進めて下さい。仕訳番号は、行為番号として回答説明時のために振っているだけですので、気にせずに進めて下さい。

まったくわからない、初めての方

資産負債アプローチという方法を使いますので、まずはこちらからどうぞ。 

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物語のスタート

時は16世紀、場所は、現在のイギリス。

ある日のこと、国で1,2を争う大金持ちのカルロスに呼ばれた、ルフィ。

ルフィよ、東の彼方のある国、インドという国に、魅惑のスパイスがあるらしい。

国王ルイ79世が、その魅惑のスパイス、胡椒とやらのとりこになっておる。とにかく、その胡椒とやらを望んでおり、金に糸目はつめないらしい。 

そこでだ、ルフィよ。

貴殿みずから、船を用意し、船員を整え、はるばるインドまで航海し、胡椒とやらを手に入れ、国王に買っていただく、というのはどうだ。

命の保障は、無い。

そこでだ、「最終的に残った現金の半分」をお前にやろう。残りの半分は、わしの取り分だ。まあ、お前が帰ってこれない可能性のほうが格段に高いがな。

 

もちろんルフィは冒険家であり野心家、断る理由も無かった。

ルフイは、カルロスから1億ベリーを受け取った。(仕訳1)(注:ベリーは当時の通貨単位)

 

ルフィは、まずフランキーを訪れた。

フランキーは、国随一の船舶建造家だ。フランキーは、興奮しながら言った。

「話は分かった、あそこにあるあの船で耐えられるだろう、2週間だ、2週間で整備しよう。」

 

次は人員だ。私を入れて総勢6名としよう。

ルフィは、屈強な船員達、チョッパー等、総勢5名を集めた。

ルフィは言った。「今回の航海で命の保障は無い、ただし、今1,000万ベリーを各人に支払おうではないか。出発前に使うもよし、嫁さんに渡すもよし、だ」

手元には5,000万べりー。(仕訳2)

 

ルフィは、船のほかに、ロープと帆、そして食料を調達した。ロープと帆に1,000万ベリーを現金で支払った(仕訳3)。

 

食料は、800万ベリー、現金で支払った。(仕訳4)手元には、3,200万ベリー。

 

2週間後、ルフイは、フランキーを訪れた。手元には3,200万ベリーだ。ここで、驚くことがおきる。

4,000万ベリーと言われてしまうのだ。手元に3,200万ベリーしかない。しかも、200万ベリーは、インドで胡椒とやらを買う時に必要だろう。3,000万ベリーしか、今は払えない。

 

ルフィは、申し訳なさそうに、「3,200万ベリーしか手元に無いんだ。しかも、200万ベリーはどうしても現金でインドへ持っていかないといけないんだ。」

フランキーはぶち切れた、「カルロスが、お前の後ろ盾なんだろう、なぜベリーが不足するんだよ。」渡せないな。。。

 

ルフィ「すまん」でも、もうカルロスと約束しちまったたんだよ、1億ベリーでやりきると。

フランキー「駄目だ」

 

数日後、カルロスに事情を説明した。もう後には、あんたも俺も引けないんだよ、と。

カルロスはルフィに「話しは、分かった、500万べりーの追加だ」。(仕訳5)

 

手元には、3,700万ベリー。

 

ルフィは、それでも足りないのは承知で、フランキーに頼み込んだ。

フランキー「わかったよ、もう作っちまったもんは仕方がねえ、3,500万ベリーをよこせ。500万ベリーは貸しだ。お前達が無事に帰ってきた後だ。国王に、その胡椒とやらを売りつけた後だ。そのかわり、その時は600万ベリーよこせ、おれもいわば、お前に懸けるんだからな。100万ベリーは、いわゆる利子だ(仕訳6)

 

そして、無事、準備は整い、インドを目指したのだった。

3日後、沈没。

終わり。

 

ではない(笑)

片道、3ケ月。

無事、インドにたどり着く。手元の200万ベリーすべてを使いきり、胡椒2袋を手に入れた。(仕訳7)

 

そこから、さらに3ケ月、無事、イギリスへたどり着く。手元にあるのは、ぼろぼろの船とロープと帆、そして、2袋の胡椒だ。

 

ルフィは早速、国王ルイ79世のもとへ。「胡椒2袋にございます。」

 

国王は、大興奮、おおはしゃぎ。買取れ、すべて買取れー。金に糸目はつけなくて良いぞ。

国王は、カルロスとルフィに、1袋1億ベリー、合計2億ベリーでどうだと、言った。

カルロスは、ルフィの顔を見ただけだった。

ルフィ「文句なしだ」。ルフィは、2億べリーを受け取った。(仕訳8)

 

すぐに、フランキーが駆けつけた。「うわさは聞いた。ルフィよ、すごいじゃないか、さあ、早く金返せ」

ルフィは、約束の600万ベリーを支払った。(仕訳9)

 

フランキーは、付け加えた「あと、あのぼろぼろの船と帆とロープ一式を、400万ベリーで買取ろう。あの船はや帆は、見た目はぼろぼろだが、まだ使える部分はある。買取るぞ。捨てるよりは、ましだろう」

ルフィは、フランキーから、400万ベリーを受け取った。食料は残っていなかった。(仕訳10)

 

さて、これで全部だ。はじめの約束どおり、半分半分の山分けだ。

ルフィは、半分を受け取った。残りの’半分が、カルロスのものだ。(仕訳11) 

問題

  1. この航海(プロジェクト)の結果、いくら現金が残ったのでしょうか?
  2. このプロジェクトは、金銭的には、成功した(儲かった)のでしょうか、失敗したのでしょうか? そして、その金額は、いくらでしょうか?
  3. カルロスは、この会社の株主ですか? 出資者ですか? 従業員ですか?
  4. ルフィは、この会社の株主ですか? 出資者ですか? 従業員ですか?
  5. カルロスは、この投資により、金銭的には、成功した(儲かった)のでしょうか?失敗したのでしょうか? そして、その金額は、いくらでしょうか? 
  6. カルロスは、国王との面会時に、幾ら以上での買取りを希望すべきだったのでしょうか? 

回答のちら見せ

Q1の回答は、この航海(会社、プロジェクト)は成功です。

しかし、Q5の回答としては、カルロスの株主としては、損してしまっています。ポイントは、Q4のルフィの立場がヒントになります。

個々の仕分けの詳細と解説は、のちほど。(2020/5/6ごろアップ予定) 

現実世界との違いの注意点

沈没(笑)は、冗談ですが、現実の世界のスタートアップでは、よくある話ですよね。

軌道にならず、倒産というやつ。今回は、仕訳の勉強なので、ご愛嬌で継続させました。

また、他のストーリーとして、例えば航海中に1人死んだ、や、国王がもう胡椒に飽きて買い取らなかった、等、いくらでも現実世界ではある話です。 

船員が死んだ時は、仕訳なし。従業員が資産ではない、とよく言われる論点。 

国王が、買取拒否の場合は、棚卸資産損(PL科目)を使う仕訳も可能です。その時々の仕訳をさらに深く考えるのは、また、いずれでよいと思います。 

今回は、複雑にしたくなかったので、比較的簡単な例としました。

決算書が読めないサラリーマンは出世できないのか?

個人事業主やフリーランスをする上ではもちろん、投資(株式投資、不動産投資)をするには会計や経理が苦手、よく分からない、では済まされません。

そして、サラリーマンだとしても、出世は、絶対に出来ません。

なぜなら、会社の成績表が、決算書や財務諸表と言われるものであり、その読み方をわからない人が、経営職をこなすことは出来ないから、という単純明快な理由です。

終わりに

決算書が読めないと、サラリーマンとしても投資家としても、フリーランスでもどうしようもないのです。

ぜひ、財務スキルの学習を始めましょう!

私には、なぜ義務教育に入れないのか、ぐらい不思議です。

 

本来、簿記や仕訳を勉強するのに、損益計算書から始めるのは、全くもって不適切かつ間違えた方法だと考えています。必ず、貸借対照表、(財産目録等記録表と今は思ってください)から勉強すべきなのです。

しかし、財務スキルの勉強をすぐにでも始めなければならない人向けに、損益計算書の読み方が必要なのも事実です。とにかく手っ取り早く知りたい、という人はこちらからどうぞ。

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