ようこそ「ケイアハ」に、お越し下さいました。ケイです、イトウケイです。
今回は、「ゲストハウス」や「ドミトリー」での宿泊でのメリット、デメリットについてです。
結論
最近は、安いというメリットしかない。日本のカプセルホテルに宿泊するような意味しかない気がします。
ドミトリーやゲストハウスで知り合えません。
理由を幾つか考えてみました。
- 旅行の情報源がネットで取得できる。
- 会話がFacetimeやスカイプ等で、外部の人と出来てしまう。
- インスタ等のSNSで、一人で旅行した気にならない。
1.旅行の情報源がネットで取得できる。
昔は、旅行先の面白い情報は、もとより、その場その時でしか出てこない生情報がありました。そう、インターネットでは拾えなかったのです。
ですので、ゲストハウスやドミトリーで一緒になった人たちで、面白い所やチケットの取り方などを、会話や筆談で情報の交換をしていました。
しかし、旅行先だけではなく、チケットの取り方、もっというと安い取り方なんていう情報まで、旅行先に来る事前に、情報収集が出来るように今はなっています。
地球の歩き方の地図がまちがってるんだよー、まじか? なんて、会話があったイタリアでの昔の話が、今は懐かしいです。
地図も、Googleマップを使用すれば目的地に行けてしまいますから、迷うなんていうことも、そうそう減りましたしね。
つまり、会話でもっとも皆が興味を抱く「旅先での楽しみ方」という話題について、話す必要がなくなってしまっているのですね。
2.会話がFacetimeやスカイプ等で、外部の人と出来てしまう。
夜の10時ぐらい、寝る前の皆での会話も減りましたね。
皆さん、ベッドや寄り合い場で何をしているかというと、旅元の各個人のご家族や恋人とFacetimeやSkypeでの会話を楽しまれています。旅先にきても、その場でお話が起きるわけではなく、旅元にいる人たちの会話になるのですね。
今日は、どこどこへ行ってきたよ、なんてね。
3.インスタ等のSNSで、一人で旅行した気にならない。
昔は、すごい絶景をたとえば1人旅で、見たとしましょう。興奮しますよね、その興奮をだれかに伝えたい、ごくごく当たり前の人間の感情だと思うのです。その夜、ゲストハウスやドミトリーに戻れば、その寄合所や各部屋(4人ー8人でしょうか)でその時の写真を見せたり、行き方や絶景ポイントを披露したりして、歓声を浴びるのです。
しかし、今は、絶景ポイントで写真をパチリ、すぐにインスタへ投稿。「いいね!」がついて、その夜はその写真への「コメント返し」がドミトリーのベットの上で、携帯電話に向かって行われます。
もう、隣に誰がいるかなんて、関係ないですよね。
今回のケイアハ!
もう、世界的にカプセルホテルでいいんじゃない?だって、安いというメリットしかないんだもの。
プライベートが、まだ守られるし、音ももちろんうるさいけれど、オープンよりは多少ましなんではないかい?
寂しい世の中になったもんだなー。